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【第6話】親になったの私だけ!?社会福祉士ママと保育士パパの子育て奮闘記「頼り方がわからない」

親になったの私だけ!?社会福祉士ママと保育士パパの子育て奮闘記:第6話

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育児の大変さは想像以上。
出産の傷でボロボロな上に、睡眠不足で思考力・判断力が鈍ってしまった美海。
新生児の命を自分一人で預かっている状況に、ますます精神は追い詰められ、
塞ぎ込んでしまいます。

夫・晴彦は「休めば?」と美海を思いやって声をかける優しい面もあります。
しかし実際は新生児育児に尻込みしてしまいます…。
美海は「保育士なのに、怖い?」と疑問をぶつけますが、「仕事でやったことないから怖い、だからやらない」というのが晴彦の言い分。

ニコニコと冗談っぽく育児参加を断る晴彦、ノリがまだ産前のままなのか…
それでは、妻の心が死んでしまうぞ…!?

スタートからハードモードな田守夫婦なのでした……。

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こんにちは、耳たぶ吸ってたも~れです。

産後ヘルパーさんの川井さん。実家も頼れない、夫も頼れない美海にとって救世主ですよね。

私自身、10年ほど前に「産褥ヘルパー」という制度を利用しました。
出産前の登録説明の際に、ヘルパー事業所さんが「事細かに指示を出しても良いし、何も考えられないから全部お任せで、という頼み方でも大丈夫。赤ちゃんの世話でも掃除でも料理でも何でもするから頼ってね。」と説明されたことを覚えています。
安心感はものすごくあったのですが、頼り方がわからず、結局最終日にやっと、子供の抱っこを代わってもらいました。
毎日が新しい判断の連続で、ちゃんとやらなきゃというプレッシャーの中で冷静に判断する力が枯渇していたなと今になって思います。

産後の家事等の支援制度、そもそも制度自体が存在している自治体と存在していない自治体に分かれています。
制度がある自治体の中でも、名称や、個人の費用負担額、依頼できる内容、量、申し込みの仕方などそれぞれ様々です。
私の場合は普段から支援し慣れているプロのヘルパーさんが来てくれましたが、ファミサポ、シルバー人材センターから派遣される仕組みになっている自治体もあるようです。
詳しくは、お住いの市区町村のサイトでお調べください。

産後の無理は本当に禁物…。
皆さまどうぞ、産前産後身体を大事にしてください。

産後ヘルパー制度、産後の不安定な体調のお母さんの心身の健康が守られるように、全国的に拡充していって欲しいですね。
そもそも、産褥期には配偶者が育休をとって家事や育児を担える世の中になったら良いのに…と願ってやみませんが…。

※この物語に登場する人物・団体・名称等は架空のものです。

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>>【まとめ】夫の扶養から抜け出したい~専業主婦の挑戦~

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